一週間ほど病欠しました

ここしばらく納まっていた「鬱」が数日前から 頭をもたげてきた。厳密にいうと 私はうつ病ではないのだと思うが、突如として襲ってくる不安感や自分の存在が無意味なことに思えてきたりする虚無感に 押しつぶされてしまいそうになっている。
不安にさいなまれている時は だいたい動悸もあって、いわゆるパニックディスオーダー状態のようだ。
こういう状態は数日あるいは数ヶ月単位で波状に襲ってくる。で、繰り返してくると「あ、そろそろ来るな」とわかってきてしまうのだ。
でも わかったところで どうしようもない。だってクスリはだめなんだもの。めちゃめちゃぼーっとしてしまうから。
この「ぼーっと」が むしろ効いている証拠なんだろうけど。あれこれといらないことを考えずに 眠ってしまえ、ということなのかな。
でも それじゃ問題解決にはならないよ。確かに自殺未遂には至らないかもしれないけど 私は通常の生活ができなくなっちゃうから。
特に 私は仕事柄 そういうクスリを飲んでいることを隠し通さなくてはならない。それに同僚の話を聞いていると その関係に対する認識がないからね。ある病院のドクターがアモキサンを服用しているのだが、「アモキサン飲みながら診察してるなんて あぶないよねぇ」なんて言っている。
違うよ。アモキサン飲まなければ診察できないんだよ。医者なんて普通の神経ではやっていけない商売だよ。自分の見立てが患者の命を左右するんだよ。絶対ミスは許されない。薬剤師の調剤は必ず監査する第二の目が入るけれど 医師の診察は誰もOKを出す人がいないのだから そのプレッシャーは並大抵のことじゃないはず。で、ミスが発見されるとこれが医療事故として裁判沙汰にまで発展するのだから 普通の人間の神経じゃ勤まらないよ 絶対。
ほとんどの医師が アモキサンはじめなんらかのトランキライザー的なクスリを常用しているといっても過言じゃないんじゃないかな。
でもクスリでうまく生活ができるのならいいよ。クスリを飲んでも その副作用で(あるいは主作用で)生活できない人はもっと苦しい。
転職してから 病院に行くのをやめちゃったけど、そろそろ行かなきゃだめかなぁ・・・